テクノケミカル株式会社

TECHNO CHEMICAL corp.
生化学・免疫学等の研究用試薬及び関連機器輸入販売

バングス

最新磁性マイクロスフェア
Magnetic Microspheres & Particles(磁性ビーズ、磁性粒子)

免疫アッセイ

生化学的試料に含まれる抗原を測定する体外診断やスクリーニングでは担体に固相化した特異抗体と酵素や蛍光で標識した検出抗体を使用したサンドイッチ法による免疫測定法が広く利用されています。固相にマイクロウェルプレートを利用するELISAでは特異抗体を吸着・結合させる表面積が限られ、検出感度の変更やスケール変更には最適化 が伴います。粒子を固相として使用するParticle-Based Enzyme/Fluorescent Immuno Assay では表面積を飛躍的に上昇させることが可能であり、さらに添加粒子数を変更することにより感度やスケールの変更が比較的容易に行うことができます。粒子を利用したEIA/FIA 法では検出前に未 反応の酵素や蛍光で標識された検出抗体を反応系 から除去(B/F分離)する必要があり、免疫複合体は 粒子沈降により反応系から分離されます。磁性粒 子は磁場により迅速に沈降させることが可能であり、また磁場を取り除くことで容易に再分散させることができます。遠心分離と違い、磁性分離は自動化への対応やスケール変更が容易であり自動化やハイスループット化が求められる用途で磁性 粒子は広く使用されています。

細胞・核酸・蛋白質の分離

磁性粒子は結合キャパシティが特に重視される細 胞分離, 核酸精製, 除タンパクなどの用途でも利 用されています。比重の差(沈降速度の差)を利用する遠心分離では粒子に結合した細胞だけを分離することが困難であることから、細胞分離では磁 性粒子が必要になります。磁性分離では結合させた細胞以外への物理的ストレスが最小限に抑えられるため、目的の細胞以外を結合・沈降させるネガティブ選択が細胞の単離・濃縮で利用されます。

各磁性粒子のアプリケーションと特性一覧






  • 製品ラインナップ
    Unconjugated (-NH2, -COOH)
    Protein A, Protein G
    Secondery Antibody Dextran-
    Coated Charcol Oligo
    (dT)20 Nuclease Free ProMax
    Albumin Removal Kit
    ProMax Serum IgG Removal Kit
  • バイオマグプラス
    バイオマグ・プラス
    粒径を1µmに変更。
    さらに粒径分布を抑え
    沈降速度も均一化しています。
    BioMag:粒径 1-2µm
    BioMag®Plus:粒径 1µm 付近に粒径分布

BioMag

図1. BioMag 電子顕微鏡(TEM)画像
非球状形状により表面積が最大化されています

図2.RI 標識ビオチン化オリゴ核酸の結合
不均一な非球形状を有するstreptavidin-BioMag粒子とポリマーベースのstreptavidin磁性球状粒子を使用したRI標識ビオチン化オリゴ核酸の結合能を比較しました
図3. PolyA-mRNA への結合試験
BioMag oligo(dT)20 磁性粒子と他社の球状磁性粒子(Competitor D)によりpolyadenylated mRNA の単離を行いました
図4. CD45+白血球細胞への結合試験
BioMag Goat Antimouse粒子(1.8µm)とBioMag Plus Goat Antimouse粒子(1µm)に結合させたCD45抗体によりCD45+白血球の結合試験を行いました

Biomag SelectaPure™

細胞・核酸・蛋白質の分離・単離・精製細胞タイプによる分離、核酸抽出前の細胞の分離、フローサイトメトリー前処理などに使用されます。目的細胞をプルダウンするポジティブ選択、目的細胞以外をプルダウンするネガティブ選択があります。


ポジティブ選択;
磁性粒子は目的細胞のマーカー蛋白質に結合させます。結合させた生細胞の分離にはプロテアーゼ処理や48時間以上の培養(ターンオーバー)が必要であり、完全に粒子から離脱させるのは難しく、細胞へのダメージも生じます。
磁性粒子に細胞を結合させたまま使用する用途や細胞ライセートを使用する分析に適しています。

ネガティブ選択;
磁性粒子は目的細胞以外の細胞や物質に結合させます。目的細胞に接触しないためインタクトな細胞を得ることが出来ます。

フローサイトメトリー;
BioMag は不規則な形状のためライトスキャッティングには適していません。細胞ネガティブ選択(cell Sorting)による前処理(データの単純化)での使用が一般的です。

CD (Cluster Differentiation) 抗原
細胞表面抗原(白血球分化抗原)でモノクローナル抗体によって認識される抗原クラスターです。
CD抗原
CD2 (Thymocytes, T cells)
CD3 (Pan T Mature)
CD4 (T Helper)
CD8 (Suppressor Cytotoxic T cells)
CD11b (Activated Lymphocytes, Monocytes)
CD14 (Monocytes)
CD16 (NK cells)
CD19 (B Progenitors Pan B)
CD34 (Myeloid cells)
CD45 (Common Leukocyte cells)
CD56 (NK cells, Neuroectodermal cells)
CD71 (Proliferating Neoplastic cells)


T細胞濃縮用キット
ネガティブ選択により Cell Sorting を行うキットです。CD3+T 細胞、CD4+T 細胞、CD8+T 細胞をヒト末梢血の単核白血球細胞群からインタクトな状態で濃縮します。
T細胞濃縮用キット
・SelectaPure Human CD3+ T Cell Enrichment
 System:CD19+,CD16+,CD11b+,CD56+,CD36+ 細胞を除去
・SelectaPure Human CD4+ T Cell Enrichment
 System:CD19+,CD16+,CD14+,CD11b+,CD56+,CD36+,CD8+ 細胞を除去
・SelectaPure Human CD8+ T Cell Enrichment
 System:CD19+,CD16+,CD14+,CD11b+,CD56+,CD36+,CD4+細胞を除去

COMPEL™

フローサイトメトリー用 超常磁性粒子

ポリマーベース超常磁性粒子です。球状粒子の粒径分散は%CVで5%以下と低く抑えられています。
粒子比重を1.1-1.2 g/ml と低く抑えて、反応中の磁性粒子沈降を最小化する一方で、LifeSep™ 磁性粒子セパレーターなどの磁性分離デバイスにより速やかに反応系から分離することができます。

図5. フローサイトメトリー結果
側方散乱光(SSC)vs.前方散乱光(FSC)によるスキャッタープロットでのCOMPEL 3, 6, 8 µm 粒子の分布
超磁性酸化鉄(マグネタイト)は残留磁化を示さず、磁界を除去することで容易に再分散します。
マグネタイトは担体中に埋め込まれ、さらに機能性ポリマーにより被覆されています。

粒子表面はカルボキシル基などの反応性官能基により高度に活性化されているため、抗体や蛋白質などのリガンドを粒子表面に共有結合的に修飾できます。

低自家蛍光ポリマーが使用されているため、フローサイトメトリーなどに最適です。

特徴
  • ・FCMに最適化された粒子比重
     (1.1-1.2 g/ml)
    ・粒径は3,6,8 µm、粒径単分散
     (%CV= <5%)
    ・-COOH, Streptavidin
    ・低自家蛍光のポリマーベース
  • 製品
    UMC3N COMPEL™ 3µm&6µm
    UMC3F COMPEL™ 3µm&6µm,Fluorescent
    UMC4F COMPEL™ 8µm,Fluorescent
    CM01N COMPEL™ Streptavidin-coated
     *上記5 品目は非カタログ掲載品(2008/12)
  •   

QuantumPlex M

サスペンジョンアレイ用蛍光標識・超磁性粒子
COMPEL をベースに開発された蛍光超磁性粒子です。
Starfire RedTM Fluorescent Dye が粒子内部に標識されています。COMPEL と同じくポリマーベースの単分散球状粒子であり、粒径分散は%CVで5%以下、粒子比重を1.1-1.2g/mlと低く抑えて、反応中の磁性粒子沈降を最小化しています。異なる5種類の蛍光強度の粒子を含むQuantumPlexMとシングルポピュレーションのQuantumPlexM SPから選択することができます。
  • QuantumPlex M Carboxyl 6μm Magnetic
  • QuantumPlex M SP Carboxyl 6μm magnetic

ProMag

ハイスループット免疫アッセイ用?

体外診断などの高速自動化を必要とする磁性分離での使用に特化して開発された単分散の超常磁性球形粒子です。独自の親水性ポリマーにより粒子表面は被覆され、金属との接触や蛋白質の非特異的吸着は最小化されています。高感度な化学発光基質などを使用するビーズベースの酵素免疫サンドイッチアッセイなどの定量的測定に最適です。


特徴

特徴
高マグネタイト含有量による迅速な磁性分離
粒子径3 µm, 均一な球状粒子
高い結合キャパシティ
界面活性剤フリー
* バルク購入やOEM に対応