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タンパク質相互作用検出システム
ビオチンラベル転移
ProFound  Mts-Atf Biotin Label Transfer Reagent

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プルダウンアッセイ  ファーウェスタン  Co-IP  ラベル転移(Sulfo-SBED)


● ProFound Mts-Atf ●
  ビオチンラベル転移(-SH用)

タンパク質相互作用(PPI)探索の新ツール
ビオチンラベル転移はタンパク質相互作用(PPI)の発見や確認において強力かつ迅速でシンプルな手法として1990年代からサーモフィッシャーサイエンティフィック ピアスブランドが推奨してきた手法の一つです。しかしラベル転移試薬はアミン反応性のNHSエステルを活性反応基として使用するSulfo-SBEDのみが、この手法で利用できる唯一の試薬でした。サーモフィッシャーサイエンティフィック ピアスブランドはユーザーからの要望が多かったチオール反応性のビオチンラベル転移試薬 Mts-Atf-Biotin と、リンカー長を延長したLCアナログの Mts-Atf-LC-Biotin を今回ProFoundTMシリーズに加え、PPI探索での新しいアプローチを御提供します。


Mts-Atf-Biotin と Mts-Atf-LC-Biotin に共通な機能
  • メタンチオ硫酸基 (Mts) が精製BaitのSH基と反応 (遮光下)
  • パーフルオロフェニルアジド基 (Atf) によるフォトプロービング (UV照射下)
  • 還元によるビオチンラベル転移
Label Transfer Scheme
図1. ラベル転移の概要
Bait (餌タンパク質) が試薬のMts基を介して最初にビオチン化される。Baitと相互作用のあるPrey (獲物タンパク質) がBaitの近傍に存在する場合、フォトプローブAtf基によりPreyは捕獲され官能基非選択な反応により共有結合的に架橋される。架橋後に試薬リンカー内部のジスルフィド結合を還元することにより、ビオチンラベルはBaitから相互作用のあるPreyに転移される。

#33093 Mts-Atf-Biotin
#33093 2-[N2-(4-Azido-2,3,5,6-tetrafluorobenzoyl)-N6-(6-biotin-amidocaproyl)-L-lysinyl]ethyl methanethiosulfonate
#33083 Mts-Atf-LC-Biotin
#33083 2- {N2-[N6-(4-Azido-2,3,5,6-tetrafluorobenzoyl- 6-amino-caproyl)-N6-(6-biotinamidocaproyl)-L- lysinylamido]}ethyl methanethiosultonate


ラベル転移とは?
ラベル転移法は精製済みのBAIT(餌タンパク)から結合パートナーPREYへのビオチン分子の転移を利用します。これらの試薬により、SH基を含むBAITが試薬のMtsを介して最初にビオチン標識され、過剰な試薬の除去と、遮光下でのPREY(獲物タンパク)と思われるタンパク質やPREYを含むライセートとのインキュベーションの後、BAIT上に修飾されているAtf基をUV照射により活性化し、相互作用により形成されているBAIT-PREY複合体を共有結合的に架橋します。(もちろん、リンカー長によってはBAIT上で分子内架橋される可能性もあります。)試薬Mts基に隣接するリンカー内のジスルフィド結合を還元することにより、ビオチン標識はBAIT分子からPREY分子に転移されます。ビオチン化されたPREYは固定化モノメリックアビジンによる濃縮や、ストレプトアビジンHRP標識による検出に使用することが出来ます。(図 1)

特徴 利点
Mts(メタンチオ硫酸基)によるSH基特異的な反応 非変性条件下でのBAITタンパク質の標識反応
試薬内のジスルフィド結合は容易に還元 DTT、2-ME、TCEPなど一般的にジスルフィド結合の還元に使用される還元剤がラベル転移に使用可能
Atf(四弗化フェニルアジド)による効率的なフォトプロービング反応 Atfによるフォトプロービング反応は、フェニルアジド基による反応に比べ、より迅速で収率が高く、ラベル転移後の検出でも充分な収量を得ることが可能
リンカー長はショートチェーンとロングチェーンから選択 リンカー長の選択で、より正確なBAIT-PREY分子間の相互作用距離の探索も可能
MtsとAtfによる反応は水系のバッファーに対応 生理的条件に近い条件下でのタンパク質相互作用の検出が可能
BAITタンパク質を未修飾で回収(必要であれば) MtsはBAITタンパク質のSH基をジスルフィド結合に変換、また還元後は元のSH基に戻ります
SATA や 2-iminothiolane に対応 SH基を含まないBAITには化学修飾によりSH基を導入可能
MtsやAtfによる反応はBAITの活性やPPI複合体の相互作用に影響するような副生成物を発生させない Mts反応の副生成物メチルスルホン酸はジスルフィド結合の形成やBAITの活性を阻害せず、かつ速やかに揮発性低分子に分解

 :取扱説明書   :MSDS(英語版)
Cat # 製  品  名 Pkg. Size
33093 Mts-Atf-Biotin Label Transfer Reagent
2-[N2-(4-Azido-2,3,5,6-tetrafluorobenzoyl)-N6-(6-biotin-amidocaproyl)-L-lysinyl]ethyl methanethiosulfonate
アルゴン下でパッケージされた固体での供給となります。
遮光の上、-20℃で保管して下さい。
5 mg
33083 Mts-Atf-LC-Biotin Label Transfer Reagent
2- {N2-[N6-(4-Azido-2,3,5,6-tetrafluorobenzoyl- 6-amino-caproyl)-N6-(6-biotinamidocaproyl)-L- lysinylamido]}ethyl methanethiosultonate
アルゴン下でパッケージされた固体での供給となります。
遮光の上、-20℃で保管して下さい。
5 mg


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