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試料からの塩や低分子の効果的な除去はタンパク定性や定量を行う上で重大なステップであり、ハイスループットプロテオーム解析での試料調製自動化は最終目標に次いで重要な目標とも言えます。
96穴脱塩スピンプレートは試料からの塩や低分子のハイスループットな除去を行い、MS・HPLC・キャピラリー電気泳動・代謝産物スクリーニング等の脱塩・バッファー交換を要する分析に最適な試料を調製・配列します。 |
- 5 min. 以内に96サンプルを脱塩
- オープンカラムのような面倒な分画や長い待ち時間が不要
- 優れたタンパク回収率 (7,000Da以上推奨)
- プレート調製や平衡化が不要なReady-to-Use (保存液のスピンダウンは必要)
- サンプル希釈を最小化 (注1)
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注1 試料が 20 ul/well の場合のみ、回収率を高めるため 20 ul の純水またはバッファー等スタッカーの重層が推奨され、試料は約2倍に希釈されます。 |
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Zeba 96-well Desalt Spin Plates にはピアス独自の高機能レジンZebaが使用されています。Zebaレジンの非常に優れた脱塩特性とタンパク回収率により、少量(20-100 ul)のタンパク試料からの高い回収率(表1)と95%以上の脱塩効率(DTT、Botin、FITC、Biotin-FITCなどの1000Da以下の塩や低分子の除去)を実現しました。レジンの分注、膨潤も不要です。
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表 1. タンパク回収率と脱塩効率: タンパク試料 (1 mg/ml) を 1.0 M NaCl で調製、100 μl の試料から Zeba Desalt Spin Plates による脱塩を行った。タンパク回収率と脱塩効率の評価は BCA Protein Assay によるタンパク定量と電導度測定によって行った。
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| タンパク質 | タンパク回収率 (%) |
NaCl除去率 (%) |
| BSA (66 kDa) |
98.5 |
>95 |
| α-Lactalbumin (14.1 kDa) |
91.5 |
>95 |
| Ubiquitin (8.6 kDa) |
85 |
>95 |

特長
- 1回の反応で 1-10 mg のタンパク質をビオチン化
- Zeba脱塩スピンカラムにより85%以上のビオチン標識タンパクを回収、透析による未反応試薬の除去に比べ、高濃度の試料を短時間で回収
- 複数試料の同時処理も可能
- Sulfo-NHS基による高い水溶性、アミド結合による安定な共有結合
- スルフォ基のネガティブチャージにより細胞膜の透過を阻止 (細胞表面の選択的標識)
- 完全キットによる最適化されたプロトコル
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- 底部シールを除去した脱塩プレートを洗浄用プレートに重ね、上部シールを除去
- 1,000×g, 2 min. で遠心して保存バッファーを除去
- 保存バッファーを除去した脱塩プレートを試料回収用プレートに重ね、試料添加
- 1,000×g, 2 min. で遠心
- 脱塩済みの試料を回収
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図 1. Zeba 96-well Desalt Spin Plates 操作概要
* プレートローター(44mm高)を使用した1,000×gの遠心操作が必要です。 |
:取扱説明書 :MSDS(英語版) |

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