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チオフィリック吸着ゲルによる
中性pH域での免疫グロブリン精製
T-Gel Absorbent and T-Gel Purification Kit
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チオフィリック吸着はタンパク質(特に免疫グロブリン)がチオエーテルに隣接するスルホン基に対して結合する性質を利用した抗体精製法で、疎水性吸着と親水性吸着の両方の要素を兼ね備えた方法です。完全な疎水的系に比べた場合、チオフィリック吸着は高濃度の塩化ナトリウムにより促進されることは無く、硫酸アンモニウム塩や硫酸カリウム塩などの水分子と相互作用する非カオトロピック塩の濃度上昇によりタンパク:リガンドの結合は促進されます。T-Gel推奨プロトコルでは、0.5M 硫酸カリウム(pH8.0) により結合、50mM リン酸ナトリウム(pH7-8) により溶出が行われます。硫安沈殿法に比べ、溶出が低い塩濃度で行われるため、透析やバッファー交換も必要なく精製後の保存にも適しています。



特徴
  • 高い結合キャパシティ (20 mg/ml)と回収率、そして抗体の機能の保持
  • 免疫グロブリンに対する広い選択性(表)
  • Fab、F(ab’)2、ScFvに結合
  • プロテインAやGまたはA/Gでの精製が難しいチキンIgG (IgY) にも結合一度に多くのサンプルの前処理に対応可能
  • 腹水4からのモノクローナル抗体の簡単・迅速な精製
  • 血清2や細胞培養上清3からの免疫グロブリンの濃縮
  • 硫安沈殿による抗体濃縮に代わる効果的な代替法
  • 低塩濃度・中性pH域での穏やかな溶出条件による濃縮
  • 高い純度
表6. T-Gel Adsorbentによる抗体収量と純度
Species Total A280 Bound % Purity by HPLC
Human 4.8 70
Mouse Serum 8.6 63
Mouse IgG1 11.6 92
Mouse IgG2a 9.3 88
Mouse IgG2b 9.8 97
Mouse IgG3 10.7 94
Rat 13 79
Bovine 17.9 90
Calf 11.1 89
Chicken 5.2 76
Dog 12.2 91
Goat 17.3 92
Guinea Pig 11.1 71
Horse 13 93
Pig 21.1 90
Rabbit 6.7 84
Sheep 12.3 89
(製品使用文献)
(関連文献)

 :取扱説明書   :MSDS(英語版)
Cat # 製  品  名 Pkg. Size
20500 T-Gel Absorbent Kit
44916 T-Gel Purification Kit
6-8 mg の マウス IgG分の試薬
T-Gel Absorbent Prepacked Columns 4 x 3 ml
T-Gel Binding Buffer 1,000 ml
T-Gel Elution Buffer 1,000 ml
T-Gel Storage Buffer (2X) 100 ml
Guanidine・HCl Crystals 230 gm
Column Extenders
Kit

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