


血清からの抗体精製で、面倒なプロテインAやGによる結合・溶出は本当に必要ですか?
ゲルに血清試料を添加、5分間のインキュベーション後、カラムを通過させるだけで、わずか15分間(スピンカラム法)の純度80%以上・回収率90%以上のポリクローナル抗体精製が可能です。
プロテインAまたはGを使用した精製とは違い、pHや塩による溶出を行わないため、穏やかな条件でワンステップ精製が可能になり、そのため精製された抗体は脱塩などの処理も必要なく、そのまま次の修飾や標識化といった反応に使用することが出来ます。
ヒト、マウス、ラビット、ラット、ヤギなど12種について実証済みです。また、3〜7回までのゲルの再生が出来るので経済的で、スモールスケールからラージスケールまで御使用頂けます。メロンゲルは、血清中に典型的に見られるタンパク質を保持し、IgGのみを通過させますが、マウスやラットを含む数種類の血清からの精製ではトランスフェリンは結合しない可能性があります。この場合、硫安分画が必要になります。また、キットに含まれている精製バッファーではヘモグロビンを除去できません。この場合、10mMトリスバッファー(pH8.0)をご使用下さい。
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Melon Gel IgG Spin Purification Kit Protocol
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特徴
- 結合・溶出が不要、簡単なワンステップ精製
プロテインAやGによる面倒な結合・洗浄・溶出ステップは、もう必要ありません。メロンゲルを用いれば、IgGはフロースルーに単離されます。
- プロテインAやGによる精製に比べて4〜6倍も迅速な精製が行えます。
スピンカラムキットでは僅か15分間で精製が完了します。
- プロテインAやGによる血清からのIgG精製に比べて回収率も収率も向上しています。
数種類の哺乳類血清試料からのIgG回収で90%以上の収率と80%以上の純度が確認されています。
- より濃縮された精製IgGを回収できます
プロテインAやGによる精製に比べ、より濃縮された精製IgGが得られ、精製後の濃縮が必要ありません。
- ほとんどの哺乳類ポリクローナル抗体ホストからのIgG精製に使用できます。
12種以上のホストからのポリクローナル抗体で精製でき、その抗体のクオリティは評価済みです。(注: チキンIgYの精製には御薦め出来ません)
- プロテインAやGに対する結合が不明なクラス/サブクラスに対しての代替法として利用できます。
- スモールスケールからラージスケールの精製に必要なフォーマットにも対応できます。
ミニスピンカラムキット(1mg以下のIgG精製用)、またはラージスケール用キット(25mlベッド容量、2gまでのIgG精製用)から選択出来ます。
- 穏やかな精製条件により抗体活性は維持されます
溶出後の中性化や精製後の変性・再生も必要ありません。
- 再生可能なレジン
メロンゲルは複数回の精製に使用可能です。血清の前処理(硫安沈殿など)を行わない場合3回までの再生(つまり4回の精製)、前処理を行った場合7回の再生(つまり8回の精製)が可能です。ただし、スモールスケール(100
μlベッド容量)のアプリケーションでは、シングルユースでの使用を御薦めします。
- Compatible with downstream applications
アミンを含有しない精製バッファーにより、精製後の透析をせずに、抗体の一級アミンを使った標識化反応(ビオチン化、蛍光標識化)も直接行えます。
培養上清や腹水からのモノクローナル抗体を精製するには#45214 Melon Gel Monoclonal IgG Purification Kitをご利用下さい。
| ソース |
メロンゲル |
プロテインA |
プロテインG |
| ヒト |
G |
G |
G |
| マウス |
G |
G |
G |
| ラビット |
G |
G |
G |
| ラット |
G |
W |
M |
| ヤギ |
G |
W |
G |
| ウシ |
M |
W |
G |
| ヒツジ |
M |
W |
G |
| ウマ |
G |
W |
G |
| ギニアピッグ |
G |
G |
W |
| ピッグ |
G |
G |
W |
| チキン |
N |
N |
N |
| ハムスター |
G |
M |
M |
| ドンキー |
G |
M |
G |
G = good purification. M = medium purification.
W = weak purification. N = does not purify. |
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| 精製率 |
回収率 |
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| 図1. メロンゲル・プロテインA・プロテインGを使用し、ヤギ・ヒト・ラビット血清からの抗体精製率に関して決定した。精製抗体はSDS-PAGE後、GelCode
BlueによりCBB染色された。精製率の決定は蛍光スキャニングとデンシトメーターによる分析からバンドの強度を決定し算出された。 |
図2. 回収率はヒト・マウス・ラビットのIgGをメロンゲル・プロテインA・プロテインG にアプライして、280nmでの吸光度により初期濃度と精製後の濃度を比較して行った。 |
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| 図3. メロンゲルによるヒト・ラビット・ヤギ血清からのIgG精製 血清はプロテインAによる精製と比較された。精製後にSDS-PAGEによる分離を行い、GelCode BlueによるCBB染色に供された。
レーン1-5 はヒト、 レーン 6-9 はラビット、レーン 10-13 はヤギ。各レーンは左から順に未処理の血清試料、メロンゲルによる精製試料、プロテインAから溶出された試料のフラクションとなる |
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図4. ヒト IgG3 の精製 プロテインAでは精製効率が低いヒトIgG3をメロンゲルにより精製した。ヒトIgG抗体試料を固定化プロテインAでも精製した。精製された試料はSDS-PAGEに供され、GelCode
BlueによりCBB染色された。レーン1: ヒトIgG3(オリジナル), レーン2: 空レーン, レーン3: メロンゲル精製ヒトIgG3, レーン4: 固定化プロテインA溶出ヒトIgG3, レーン5: 固定化プロテインA通過フラクション |
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:取扱説明書 :MSDS(英語版) |

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